蛇の束縛



雅弘は…



人間じゃなかった…



それでも、私を求めてきてひとつになろうとしたんだから…



まだ出血の続いている私に躊躇なしに挿入してくる…



私は、雅弘に抱かれながら…



【この人、人間じゃない…】



天井を見上げながら、涙を流し抱かれました。



『美穂、好きだよ…
大好きだから。一番大好きだよ。』



『…うん…』



私の口からは、この返事しかでませんでした。



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