蛇の束縛




いくら鳴っていても、出ようとはしない雅弘。


おかしいとは思ったが追求はしなかった。


その場はそれで終わり。

家の中はいつものように静まり返っていて誰もいないようだ。


早速、雅弘の為にカレーを作る用意をする。


雅弘は、こたつに入りくつろろいでいた。


そんな雅弘をキッチンから眺めいそいそと材料を刻む。


カレーの材料を煮込みながら後片付けをしていると、雅弘が近づいてくる。


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