蛇の束縛



『どうしたの?渋やん?』



洗い物をしながら聞くと雅弘は、私の後ろに立ち腰に手を回してきた。


そして肩に顎を乗せてくる。



『ん?どうしたの~?』


また聞いた。
すると雅弘は、



『なんでもない…ただくっつきたかっただけ』



クスッと笑い私はそのままでいた。


可愛い雅弘…


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