【短編】私はりんご



そんな中で、

 ちょっとした視線を感じました。






その視線の先は……?


授業中、何度も彼と目が合いました。








そんな事をされたら、期待しちゃいます…





「何か…?」



「ごめんっ…」




“何か…?”


そう言ったけれど、内心はとても嬉しくて。






私は、絶対




     りんごになっていました。





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