『俺にしとけよ。』
「家宅侵入罪よ!!人を呼ぶわ!!」







『本当はこれくらい危険になりたいくせに。欲求不満でしょ?』







認めたくないけど修の言うことは一理あるから少し黙ってしまう。





「そんなわけないから、変なこと考えないでよ。


本当に人呼ぶわよ…?」







抗う声に力が入らない。






『あぁ。呼べば?』








修が、そういうから私は声をあげた。






「助けて!誰かーーーー」







呼べばいいと言ったのに、彼は裏腹に私を強く押し倒した。







「やっ……いや……」









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