『俺にしとけよ。』
***





バカだなって思った。







まさか本当にまた彼と寝ちゃうなんて。






でも枕に抱きつく彼をみてフワリ、笑みが溢れた。







だけどそれが悠の笑顔に見えてきて、笑顔は凍るんだ。







修の言う通りなのかな?







私は修に悠を重ねているのかな?







悠に、無性に会いたくなった。








修に無性に申し訳ないと思った。







悠に飽きて、悠が嫌で、悠が窮屈で、悠じゃない温もりがほしくて






私は修といるんじゃないの?








恋の神様がいるなら聞いてもいいですか?







< 42 / 81 >

この作品をシェア

pagetop