『俺にしとけよ。』
『ヒューヒュー!!翔!!何だよ抜け駆けか?!』






部員が一気に話しかけてくる。






「は?!別に、んなもんじゃねぇよ。


三嶋は気を使ってくれただけだって。」







俺はありのままをのべた。






『はぁ?!じゃあ何でわざわざ翔だけに?!俺らバスケ部員全員にくれたらいいだろ~?』







………確かに。






「んでもさ、予算的な問題…?」








『バカだなぁ!!絶対お前のこと好きなんだって!!!』








『三嶋さんって言えば2年の中で可愛さダントツじゃん!!!


あ、水谷もまけてねぇな。』





かなの名前が出て俺の心臓がトクンとなった。





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