『俺にしとけよ。』
『いつまで見てるんだよ~!


んな見られると恥ずかしいだろ?


ったく…言いたいことがあれば何でも言えよ?


俺とお前は家族みたいなもんなんだから。


妹の願いは何でも叶えてやるから!!』






何かが落ちる音がした。






私は、まだ、妹だ。








次の瞬間だった。







なんにも考えずに私は言っていたんだ。










「ねぇ、悠?」







『ん….?』










「私はいつまで悠の妹なのかな?」











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