頼る甘える好きになる~幼なじみと絶賛両思い中!~



前までの俺なら、女の子なんて軽くあしらって彼女だってそこまで大切にしてなかった。


でも今は紬のおかげで俺……


すっげー紬が大切。


まぁ、こんなこと普通になんて言えないけど………。


「うひょ~……相変わらずのモテモテ男子の風真くんっ♪」

「しーっ!」


クッキーを抱えながら席に来るちな。


紬がいるから余計なこと言わないでいただきたいのが本音。


完全に不機嫌MAXなつむちゃん。


嫉妬してくれてるって、なんかちょっと嬉しい。


「いいなぁ~……ラブラブ。朱音ちゃんなかなか付き合ってくれないし……」

「朱音は慎重だからな。な、紬?」

「………うん…。朱音を傷付けちゃダメね?」


小首を傾げてちなを見上げる。


そんな顔、俺以外にしてほしくないなぁー…


なーんて。


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