頼る甘える好きになる~幼なじみと絶賛両思い中!~
深呼吸を一つして慌てる心を落ち着かせる。
そして、今までためてた気持ちを言葉にして伝えます。
「好きです。とても」
真梨さんをギュッと抱きしめると、腕の中から泣き声が聞こえる。
「ふぇっ……カケル~……んっ、あたしもっ…大好きぃ~!!」
「僕はもっともっと大好きです」
真梨さんをずっと大切にしますね。
「とゆう感じですかね?僕と真梨さんは」
「へぇ~……すっげーロマンチックじゃん!いいなぁ♪」
大学を卒業して少し大人になった風真くんに、ずっと聞きたがってた僕と真梨さんの馴れ初めを話す。
そんな僕と真梨さんの薬指には今では、キラリと指輪が光る。
「カケル~?風真と何話してたの?」
「あ、おかえりなさい。撮影お疲れ様です。そんな気にするほどの話じゃありませんよ」
「そうなんだ~……。カケルー大好きっ♪」
「僕も大好きです」
ずっと大好きですよ。
…*○END○*…