頼る甘える好きになる~幼なじみと絶賛両思い中!~
今だに鮮明に覚えてる小学生の時のあの瞬間………。
そう、私が風真に恋した瞬間。
それは小学校5年生の時。
「お前の髪って外人みたいだな~」
「ほんとだー!外人!」
「変な髪の色ー!」
「がっ、外人じゃ……ない…もん…」
地毛が、明るいブラウンでそれを苦手な男の子達にからかわれてる時。
教室で、みんな見てるだけなのに唯一私を助けてくれた人。
「えー?俺、好きだよ。この髪の色」
あたしの隣に来て、ふわっと髪に優しく降れる。
「……風真?」
「俺も地毛茶髪だしな~。姫花と一緒だなっ」
「…うん!」
あの時、私は泣きたくなるくらい嬉しかったんだよ。
それと同時に、あなたを好きになりました。