頼る甘える好きになる~幼なじみと絶賛両思い中!~



それに風真と付き合ってるってバレた時、他の女の子が嫉妬しそう!


一日中歩き回ったあたしの脚は疲労限界。


クタクタになって夜、朱音と二人部屋のホテルへと帰る。


家のベッドじゃないと落ち着かない……


「ん~……眠たい……」

「つーむーぎ!ちゃんとシャワーは浴びなきゃ!明日もあるんだよ」

「知ってる……。でも疲労がピーク!!」

「はははっ!先、シャワー入って来な!」


ホテルのシャワーに入ると、少しは目が覚めた気分。


スッキリ♪


朱音がシャワーに入ってる間、暇なあたしはケータイをいじってると風真からメールが……。


『おやすみ~


つむちゃん大好き。』


たかがメールの文章なのに、ドキドキして一気に身体が熱くなる。


震える指先で、


『おやすみ。


あたしも。』


なんて、メールでしか伝えられない。


大好きな君に伝わりますように。


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