頼る甘える好きになる~幼なじみと絶賛両思い中!~
「もー!なんであたしの名前出すわけ!?」
「いいじゃん。紬も俺といたいしょ?」
「自惚れないでバーカ!」
放課後、会議室に行く途中の廊下でプンプン怒る彼女。
「じゃあさー……俺の隣に他の女がいるのってどう?」
「そ、それは……ヤダ…」
「俺のこと好き?」
「すっ、好き……」
下を向いてほんとに小さく呟いた紬の頭を撫でる。
かわいいかわいい俺の幼なじみ。
会議室には各学年の各クラスの実行委員が集まる。
人口密度高い……。
「ふぁ~………ねむ…」
「1時間もしないで終わると思うから……寝ないでね?」
「そんなかわいくお願いされちゃなぁ~」
首を傾げて笑う紬がかわいくてヤバイ。
俺の理性もそろそろ限界です。
タイミング良く担当の先生が来て、文化祭の注意事項などなど……
プリント5枚分の説明を受ける。