頼る甘える好きになる~幼なじみと絶賛両思い中!~
それからまた2日くらいしてある実行委員会議。
「紬さーん。会いたかったなぁ俺」
「うわぁ!ちょ、嘉瀬くん!?」
「ふふふっ♪かーわいっ。馴れてないんだ」
「放せエロガキ」
紬を後ろから抱きしめる嘉瀬の肩を掴んでガッと引き離す。
俺の後ろに隠れて涙目になる紬。
男が若干苦手らしいし。
「……お前なに?俺の女なんだけど」
「すんません。俺の好みなもんで♪」
「お前の好みなんて知らねぇよ!紬は俺の!分かったら解散!」
「先輩面白いなぁ~!俺も紬さんほしい!」
ふざけんな!
頭を一発パシッと叩くと紬に助けを求める。
だけど、そんな紬もあたふた。