君が教えてくれたこと
俺の周りに、天使が周る。
夢だこれは。
「悠斗どうした?お前もなんか言え」
むすっとした聖夜が俺に言う。
「付き合ってください」
おおおおおおおおおおっ、
何を言ってるんだ、俺はっ。
「はっ、はいっ!」
茜が顔を赤くして答える。
聖夜はウンウンと頷く。
「良かった良かった」
「こんな可愛い彼女なんて羨ましいよ」
聖夜の声なんて聞こえない。
嬉しいと同時に、襲ってきた。
罪悪感。