夜蝶 Ⅱ




昴「お客さん…頭大丈夫っすか?」




五百蔵はあたしに気付かない。



それどころかファイティングポーズのあたしに冷ややかな視線を送っていた。





しだいに店内の客の視線も
集まって来た。




・・・。




退散しよう…。






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