夜蝶 Ⅱ



殴られて…痣があるからじゃないか…


実は実家に愛美はいないんじゃないのか…


もともと合わせる気はないけど
生きてることを言うためだけじゃないのか…




どうしてもその言葉を
信じることはできなかった。



優「じゃあ…声だけでも…
  聞かせてくれないか?」



そう言うと五百蔵は渋々ケータイを取り出してどこかへ電話をかけだした。




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