夜蝶 Ⅱ




そんなやるせない気持ちは
止めようにも溢れ出して止まらない。




優「…きみが最後に
  愛美を見たのが6時間前…か…」



今はもうあたりは暗く
時計は8を少し過ぎた所を指していた。



この萌愛と言う女が来たのも
もう何時間も前。



なんでだろう…



もう愛美が一生戻ってこないような気がして、不意に視界が歪む。




< 84 / 364 >

この作品をシェア

pagetop