バース(アイシテルside伸也)
裸を見られるのが恥ずかしいと顔を赤くする亜美が可愛くて、俺は再び亜美を求めてしまう。
すべてを俺のものにしたくて亜美を抱いたはずなのに……
こうして何度体を重ねても、亜美が自分のものになんかなっていないようで不安ばかりが押し寄せてくる。
その不安を打ち消すかのように、俺は亜美を外へと連れ出した。
俺の行きつけの美容院に連れて行き、洋服も買い与える。
亜美は俺のものだ。
心の中で何度もそう呟きながら。