私が俺で、俺が私!?
《勇真side》

里沙がサッカーをやると聞いてから少し不安だった。


きっと里沙のことだから始まる前に緊張しているんじゃないかと思った。


そして今、里沙がサッカーをやっている時間だ。

俺は、授業中にも関わらず窓側の席をいいことにグランドを見ていた。

そして試合が始まる。

数分後に、春からパスをもらって上手くパスを繋いでいた。

うまっ!!と思いながら俺は、試合に釘付けだった。


里沙は、試合終了まで何回かパスをもらっていたが、全てのボールをを的確に他の人へとパスしていた。



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