私が俺で、俺が私!?
《放課後…》

俺は、体育館裏に来ていた。

「星野さん」

高橋の方から声をかけられた。

「………」

「………」

お互い沈黙が続くなか

「ごめん。高橋くんとは、付き合えない…。」

「……そっか、星野さんって好きな人いるの??」

俺は、少し迷ってから

「……うん」

と言った。

里沙に好きな人がいるのは、間違いじゃない。

「そう。好きな人がいるならしょうがないかぁ…でも気が変わったら言って」

そう言って高橋は、行ってしまった。


俺は、複雑な気持ちのまま家に帰り里沙に報告メールを送った。


そんな感じで3週目は、バタバタしながら終わっていった。



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