私が俺で、俺が私!?

デート!?

《デート当日(日曜日) 里沙side》

姿が勇真な私は、オシャレやメイクをすることができない。

「ちょっと悲しいけど、しょうがないかぁ」


一人でため息をつきながら呟いていた。

「うーん」


迷いながら適当に引っ張り出して、その中から勇真が着たら「かっこいいだろう」と思うものを選んで着てみることに



服を着た私は、鏡で全身を確認しに行く



「けっこういけてるー、さすが勇真!!もとがいいと違うなぁ」


そう言いつつも自分を褒めている気がしてちょっと変な気持ちがした。

でも、私の素直な気持ちだった。



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