私が俺で、俺が私!?
そしてあっという間にいつもの公園に着いた。

ベンチに座って一呼吸置く。


「……俺、里沙ことが好きだ。」

「…えっ!!」

「二人で入れ替わっている間にいろんな里沙を知って、どんどん惹かれていった。
さっき元に戻る前、もし元に戻ったら里沙と付き合いたいと思った。そしたら元に戻れてうれしかった。

里沙は?俺のことどう思ってる?」


岡田から里沙が俺のことを好きだと聞いていたが本人から言われるまでドキドキしていた。



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