【完】雨音*涙音~すれ違う恋心~
蓮はいつもの様にバクバクとご飯を食べてる。
そんな姿に自然と笑顔がこぼれた。
「何見てんだよ?優愛。」
「ふへっ!?」
蓮に見惚れていた私は蓮に呼ばれた事で、
変な声で返事をしてしまった。
「ふははっ!!優愛どんな声だしてんだよっ」
とお腹を抱えて笑っている蓮。
「ご、ごめんっ」
私も蓮の笑いにつられて笑いながら謝った。
「俺の顔になんか付いてたか!?」
「う、ううん。なんにも付いてないよ」
私は、動揺を隠すためにご飯を頬張った。
「優愛、おもしれーわ。」
と、言った蓮はニコニコしながら朝食を食べ進めていた。