【完】雨音*涙音~すれ違う恋心~

大好きな人*




「……ん…」


右肩を重く感じた私は目を覚ました。

右側を見ると、蓮は私にもたれながら眠っていた。


疲れてたんだね。


と、心の中で呟き蓮の頭を撫でた。


蓮の髪の毛はふわふわで、
私よりもさらさらなんじゃないかと思った。


そんなことを思っていると、
私の家の最寄り駅に到着した。


「蓮起きて!着いたよ!」


蓮の体を1回揺らすと蓮は起きてくれた。


「わ!悪い降りるか。」


と私の手を引いて一緒に降りた。



こっちに着くと午後6時を回っていた。



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