【完】雨音*涙音~すれ違う恋心~
そして、近くに置いてあった鏡の前で、
笑顔を作り、リビングに向かった。
「出来た??」
「ま、まだに決まってるでしょ!!!」
と、怒りながらも笑ってそう言った桃菜の手伝いをした。
「よーし!!!出来たぁっ」
そうして、たらこパスタが完成した。
「うーん!美味しそーっ」
私は、そう言って一口また一口と食べ進めた。
食べる手が止まらないくらい美味しかった。
あっという間に食べ終わった私たちは、
また部屋に戻り今度は色んな話をすることになった。
「あ、そうだ!」
いろんな話をして、区切りが良くなったところで、
桃菜が叫んだ。
「ん?どうしたの?」