【完】雨音*涙音~すれ違う恋心~
恋と応援*
「優愛!!起きな!桃菜ちゃん来てるよ。」
「えっ!?」
お兄ちゃんのそんな言葉で私は、飛び起きた。
「早く着替えろよ。桃菜ちゃんに上がってもらうからなー」
「あああ!!!待って!」
私は急いで着替えリビングに居るであろう
桃菜を迎えに行った。
「桃菜っ!!おはよ!」
「おはよう優愛!」
優愛がここに居る理由は今日は
花火大会当日だから。
桃菜が私の着付けをしてくれるらしくて、
昼に来てくれた。
というか、私寝過ぎだね……
もう12時半だし……
「あ、桃菜おひる食べた??」
「ううん。まだよ!」
「あ、今出来たから食べて。」
お兄ちゃんがお昼を作ってくれた。
そして、3人でお昼を食べ、
桃菜が私に着付けを始めた。
「ね、まだ早くない?」
「花火大会って行っても夏祭りだから
早めに行って損はないよ!」
そう言って、ほんとに着付けをしてしまった。