【完】雨音*涙音~すれ違う恋心~
「まだ時間的に早いから試し打ちか??」
と、蓮は話す。
「そうかもしれないね。」
「じゃあ、時間までなんか食うか?」
そういう蓮の腕にしがみついた。
今度は離れないように。
「何食う?」
「そうだなー……リンゴ飴と、たい焼きと、
たこ焼きと、唐揚げと、焼きそばと…」
「ぶっ!!優愛そんだけ食えんのか??」
「た、食べれる!!!」
「そっか。んじゃ買ってやるよ。
ここで待っとけ。」
蓮にそう言われてベンチに腰を下ろした。
そして、30分くらい経って蓮が戻ってきた。
「ん。」
ほんとに全部買ってきたの……?