【完】雨音*涙音~すれ違う恋心~
*蓮side
さっき、優愛に帰り誘われた。
アイツからのお誘いは初めてで、
戸惑いが隠せなかったけど、
それ以上に嬉しくて笑顔で返事した。
「なあ、蓮。」
と潤が俺に話しかけてる。
「ん?なんだよ」
「優愛ちゃんさ、蓮の事好きだろ……」
「はぁ?んなわけねえだろ」
「お前鈍感すぎて笑えるわ」
そう言って歩き始めた潤。
「おいっ待てよ!鈍感てなんだよー」
俺は潤を追いかけた。
はぁ?俺が鈍感?
意味分かんねえよ……
優愛の方が鈍感だろうよ……