私達の恋~切ない三角関係~


「ゆ、悠くん、私達もかえろっか」

私はそういい、鞄をもち、
教室から出ようとした。

「待って。」

「えっ?」

私が教室から出ようとしたのに、
でれなかったのはー…
悠くんに腕をつからまれたから。

「悠くん?」

私は、悠くんの方に振り返る。

「どうしたの?かえろっ?」

私はそういい、またドアの方に振り返り、一歩を踏み出した。

「きゃっ⁈」

私が教室から出ようとしたら、
今度は後ろから抱きしめられた。

ドキドキ…

「悠くんっ、はなして…」

私は恥ずかしくなり、
必死に抵抗する。

「俺に、こんなことされるのいや?」

私の耳元で聞こえたのは、
悠くんの寂しそうな声。

「い、嫌なんかじゃー」

嫌なんかじゃないよ、って
言おうとして振り返ろうとしたら、悠くんが私の肩をつかみ、
さっきより強く抱きした。
< 27 / 63 >

この作品をシェア

pagetop