私達の恋~切ない三角関係~
「ゆ、悠くん、私達もかえろっか」
私はそういい、鞄をもち、
教室から出ようとした。
「待って。」
「えっ?」
私が教室から出ようとしたのに、
でれなかったのはー…
悠くんに腕をつからまれたから。
「悠くん?」
私は、悠くんの方に振り返る。
「どうしたの?かえろっ?」
私はそういい、またドアの方に振り返り、一歩を踏み出した。
「きゃっ⁈」
私が教室から出ようとしたら、
今度は後ろから抱きしめられた。
ドキドキ…
「悠くんっ、はなして…」
私は恥ずかしくなり、
必死に抵抗する。
「俺に、こんなことされるのいや?」
私の耳元で聞こえたのは、
悠くんの寂しそうな声。
「い、嫌なんかじゃー」
嫌なんかじゃないよ、って
言おうとして振り返ろうとしたら、悠くんが私の肩をつかみ、
さっきより強く抱きした。