私達の恋~切ない三角関係~


ー…

「ひ、人が多いっ…」

私は近所の近くにある
少し大きいデパートへと来た。
…だけど…
今日は火曜一みたいで、
かなりの人。

「きゃー。火曜一なんかに来るんじゃなかった…」

私は今日来た事に後悔しながら、
少しずつ人の間からすりぬけて、
プレゼント用品が売ってあるお店へと向かった。

「いらっしゃいませー♪」

私の行きつけのお店、キラ星store。
季節事に、お店の飾りとかも変わったりして、可愛いし、
プレゼント用品がたくさん売ってあるお店なんだ♪

「久しぶりにきたなぁ」

高校生になってから、
全然きてなかったから、
…久しぶりっていうのかな。

「どれにしようかな…」

私は商品が並んでるとこで
商品とにらめっこしながら、
どれにしようか迷っていた。

「お客様、お悩みですか?」
「えっ、あ、はいっ」

私が悩んでると察知したらしく、
笑顔で話かけてくれた店員さん。

「彼氏にでもプレゼントですか?」
「あ、はい…\\\」

はたからみてもわかるものなのかなぁ… なんか照れくさいや。

「彼氏にだったら、おそろいのネックレスとかどうですか?」

そう言って、店員さんは、
いくつかオススメのネックレスを持ってきてくれた。

「ゆっくり、決めてくださいね♪」
「ありがとうございます♪」

おそろいのネックレスかぁ…
なんか、おしゃれで可愛いかも…
でも、悠くん、ネックレスとかつけてくれるかなぁ
おそろい、嫌とか言われないかなぁ…

私は、一人で悩みながら、
目をキョロキョロと辺りを見渡していたら、あるものに目がついた。

「これにしよう…♪」

私はその商品を手にとって、
レジカウンターへ持って行き、会計をしてお店を出た。

「悠くん、喜んでくれるかなぁ。」

私が、目について、
悠くんは、これだ、って
思って買った物。

コルクボードにメッセージが書ける、落書きのボード。
このボードに落書きして、
悠くんに渡すと決めた。
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