ミスティック
俺は教室の扉をおもっきり開けた。
回りはいきなりゼエゼエしながら来た俺にびっくりしていた。

女子「…どうしたの?」

赤髪ポニーテールの子が心配そうに近付いて来た。

峰坂「リカか…それはそれはとんでもない事が起きたのさ!」


リカは首をかしげた。


峰坂「いいか、聞いて驚くな。手裏剣が飛んできた!」







リカ「……へぇ!?」








峰坂「…今明らか馬鹿にしたろ。」

リカ「そんな、い、いや、それは大変だったね~まさか屋上から手裏剣が飛んで来るなんて…」



峰坂「…もう良いよ」









…そうだよな、いきなり話して信じるやつがどこに入るんだ。


リカ「…大丈夫だよきっと、ここにいれば安全だし、そうだ!今日一緒に帰ろう!そうすれば一人で入るより安全でしょ!」







峰坂「…心の友達よ」

リカ「へ?」


峰坂「リカは俺の事心配してくれるんだな!ありがとう!」


リカ「ちょ、ちょっと?」


俺はリカに抱き付こうとした。


ガンッ!!


…がしかし、リカの胸に届くまでに途中で打ち落とされた。
蓮村だ。


蓮村「テメー、我が麗しのリカ様になんて事するんだ。」


いつテメーの物になった?
取りあえず俺は起き上がる。
そして蓮村を追い払うために蓮村に状況を説明する。


峰坂「蓮村、聞け、手裏剣が飛んで来た。」




蓮村「…は?」


蓮村はてな顔
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