ミスティック
その刃が壁とか電柱とか壊してキザな男の方に、向かって行った。
しかし男は空中に飛んで、その刃を軽々とかわした。


俺は口が閉まらなかった。

キザな男「ふふ…、いきなり攻撃ですか…。早とちりですねぇ…。お得意の銃はどうしたのですか?」


リカは少しほほ笑み言った


リカ「あいにく銃は家に忘れてね…。…でも、あなたぐらいの相手なら、銃なんか使わなくても勝てるわ。」


キザな男「強気な事を行って、今に泣くのはそっちじゃないですかね!」


今度はキザな男から無数の光の玉が発生し、それを俺達目掛けて放って来た。
それを全て風でかわすリカ。


俺はポカーンと口を開けた。


リカ「そんなもの当らないよ。」


リカが睨みつけて言う。

キザな男はまた微笑をしながら言った。


キザな男「何言ってるんですか?これは挨拶代わりですよ…。今日は忙しいので、本番はまた明日に…。…後、峰坂荘介くん。次はあなたの命をちゃんと貰いますからね。」




…そう言うと、キザな男は空に消えていった。本当に瞬間移動みたいに。




目が点になっていた俺のもとに、リカが慌てて駆け付けて来た。


リカ「大丈夫!荘介くん!」

峰坂「だ、大丈夫だ。」

リカ「そう、良かった~…。」


リカに再び笑顔が戻る。


そしてすぐにリカは屋根に飛び乗った。

峰坂「おい!どこ行くんだよ!」


リカ「荘介くん、先に帰ってて。私は、あいつに用事があるから…。」







…そのセリフを残してリカは天に飛んだ。
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