ミスティック



蓮村にはすまなかったが、今頭の中がぐちゃぐちゃで何も考えたくなかった。




…本当にまだ信じたくも無い。


リカがあんな殺気をだして、キザな男とアニメ張りな戦いをしていた事を。







…もう寝よう。
何も考えたくない。





zzZ







ゴンッ!!


鬼山「何寝とるんじゃ!」


鬼山のパンチが頭に当る。


しかし精神的に疲れたのであろうか、別に痛くは無かった。



俺はすぐ謝った。



峰坂「すいません、岡山先生。」









鬼山とみんなは唖然としていた。


いつも何かとつっ掛かる俺が、こんな態度を取ったからだろう。


鬼山「…。」


鬼山は同様しながら何事も無かったのように、黒板に向かった。







…俺はふと回りを見た。


前の席のメガネも斜め後ろの一人も休みで俺の席の回りはがらがらだった。



俺昨日で呪いでも付いたのかな…。



そんな冗談を言いながら…。


…また俺は寝た。
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