ミスティック
今は3F。


俺らは校長室に入った。



峰坂「…で?どうするんだよ?」


蓮村「いいから見とけよ…。」



そう言うと、蓮村は飾っていた大きな鏡を外し、校長机に立て掛けた。


峰坂「おい、一体何してるんだよ!早くしないと奴が来るぞ!」

蓮村「いいから…。来たな!」



野獣はドアごと壁を突き破って来た。


蓮村「ほら!醜い野獣!ここだ!」


挑発する蓮村。
それに反応した野獣が怒りだし、光線をうった。


蓮村はそれを避け、その光線は鏡に当った…。


そうか!これは光線なんだ!光ならば鏡で跳ね返る!
そしてあいつに当てるんだな!考えたなあいつ!



蓮村「いっけー!」







ジュー…。








…鏡…溶けちゃった…。












蓮村「…マジで!」

峰坂「マジでじゃねえぞ!」

蓮村「どうしようか!」

峰坂「どうしようかじゃねえだろ!くそ!」


俺は窓を見た。


高くて、飛び下りれそうにも無かったが、ラッキーなことに右の窓が開いてた。


俺は窓をつたって右の部屋に行った。


部屋についてから蓮村を呼んだ。


峰坂「ほら早くこっちにこい!」

蓮村「ちょっ!待って!高い!」

峰坂「つべこべ言わずにさっさとこい!」

蓮村「ヒーーーーー!」



俺は半ば強引に手を引っ張り無理矢理こちら側にこさせた。
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