ミスティック
大佐「ご苦労様、リカ、結果はどうでした?」

結果を報告する。

リカ「歴史書開いてもミスティックの詳しいことは全然載ってませんでした。戦争の話ならたくさんありましたけど…。」

大佐「そうですか…、それは残念です。」

大佐は表情変えずに言う

リカ「後、(クロムエル歴史書)とか言う本!あれなんか歴史そっちのけで料理の本でしたよ。あんな歴史書誰も見ない…」

大佐「…あの本は私が書きました。」

リカ「へ!?」





リカ「あの本良かったですよ~、もう今まで見た歴史書の中でも…」

大佐「別にフォローは入りませんよ」










重い空気の中、大佐が思い出すように喋った。

大佐「…そうそう、話は変わりますが、あなたに任務の話があります。」

リカ「任務…ですか?」

歴史書の報告だけと思ったので少し驚いた。

大佐「はい、この映像を見て下さい」

そう言うとディスクからホログラムが出た。ホログラムには、私と同じ年ぐらいの一人の青髪の男の子が写っていた。



リカ「…誰ですか?」

大佐「彼の名は峰坂荘介。地球の一般高校学生よ。」

リカ「地球って、あの未開惑星の?」
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