ミスティック







峰坂「…お前今なんて言った?」
蓮村「…お前今なんて言った?」






蓮村と口がそろう。






リカ「えっ?だから守るって…。」


峰坂「テメー…俺達ほったらかして何が守るじゃ?」


蓮村「そうだ…死にかけたんだぞ?」






リカ「…えっ!あっ!まあまあ、荘介くん達なら逃げれると信じたから…」


峰坂「勝手に信じんな!俺が渡り廊下走って無かったあきらか二人死んでたんだぞ!」


蓮村「その後始末はどうするつもりだ!」


リカ「えっ?あの?ちょっと?荘介くん?蓮村くん?」


峰坂「ねえ、蓮村さん。この子にたっぷり落とし前つけて貰いましょうか?」


蓮村「そうですね峰坂さん。まあ金は結構持ってる様だし!金で解決してくれるなら有り難いですけどね…。」


俺らはリカを追いかける。


リカ「や、やばい雰囲気。…じゃ、私はこの事の報告大佐にしなきゃいけないから!」


リカ逃走


峰坂「待て~!逃げるな~!」


リカ「時間が動き出したら後始末よろしく!じゃあね!」


そう言うと、リカは飛んで行った。






…後始末?


男子「何だこれ!!?廊下がグッチャグチャじゃねえか!!!」

女子「キャー!!!校長先生が血だるまにー!!!」











峰坂「…そういえば俺ら、校長室行った時、校長先生の事気にして無かったな…。」







蓮村「…俺、あとで謝るべきか?」







峰坂「…やめとけ。この一件疑われるぞ。」






蓮村「…どうする?ここ運動場だぞ?」







峰坂「…取りあえず…死んだふりだ。」







…俺らは静かに運動場に倒れこんだ。
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