ミスティック
…夢だったか…。
いったい何の夢なんだ?
明鏡止水だっけ…。
あの人、詠唱せよって。
専心する
我忘れること…
…
…あ~忘れた!
何なんだよ、もう…。
…あの一件が終わり、2日が過ぎた。
学校は壊れたのが廊下と渡り廊下と校長室だけで授業は普通にやっている。
工事で通れない廊下が大量に出たので何かと不便だ。
校長は何とか一命を取り留めたらしく、お見舞いに行った時、笑顔で喋っていた。
その笑顔に心が痛む…。
…まあまあ、五刃隊とか言う奴等が来るまで俺達は普通の生活に戻れた訳だ。
しかし、いつ戦いが起きてもおかしくないとリカが言っていた。
俺も気を引き締めないと…。
鬼山「それでは、今日は転校生を紹介する。」
峰坂「…転校生?この時期に?」
蓮村「峰坂、知らないのか?」
峰坂「よお、どっかの誰かさん。」
蓮村「どっかの誰かさんってなんだよ!!」
峰坂「冗談だ蓮村。で、転校生って?」
蓮村「何か親の都合でこちらに来たらしいんだけどそれが美人でボインな娘でさ!これはリカ様が学園アイドルの座を取られるかもな!ってイテ!」
リカ「蓮村くん~?何て言ったのかな~?」
リカが蓮村を睨む。
蓮村「も、もちろんリカ様が一番です!」
蓮村はリカに敬礼した。