ミスティック
峰坂「ふぅ~ん…。転校生か。」
蓮村「…なんだよ!お前!男なら美人とかいったら普通…マジで!とか言うだろ!」
峰坂「でも俺、女あんまり興味ねえし…。」
蓮村「…まさか、お前ゲイか!?」
峰坂「「俺、女とかそう言うもんに興味ねぇんだ」って言った人に若者が必ず返す言葉を事を言うな!!」
ゴンッ
蓮村「イテ!」
俺は蓮村の頭を叩く。
蓮村「いて~なおい!」
峰坂「鉄頭が痛がるな。」
蓮村「誰が鉄頭だ!!」
リカ「…というか、荘介くんって何で恋愛にうといの?」
リカが会話に入って来た。
峰坂「…まっ、愛し合うなら金贈れの時代だからな。そんなもんに金使うならラーメン食ってる方が幸せだよ。」
…
蓮村「…うわ~、冷めてるな~。」
リカ「本当に冷めてる。」
メガネ「本当に冷めてますね。」
畳み掛けるようにみんなが言う。
峰坂「何でみんなでせめるんだよ?」
蓮村「だってな~。」
メガネ「目の前にいるじゃないですか。」
リカ「本当よ、荘介くんにはかわいい女の子がいるでしょ!」
峰坂「どこに?」
リカ「どこって目の前…。」
峰坂「目の前…ってメガネ!?確かにメガネは童顔だがゲイっ気は無いから!!」
リカ「…。」
峰坂「…どうした?ほっぺた膨らまして?」
蓮村「…怒らせたな。」
メガネ「…怒らせましたね。」
蓮村とメガネがそろって言った。
リカはムスッとし、そっぽをむいた。
どうやら俺の言動が怒らせたらしいが…。
…何故だか分からない。