ミスティック
大佐「そうです。地球は本当は触れてはいけない場所なのですが、今回は緊急事態ですので…。」

大佐は一つのファイルを取り出し私に見せた。
そのファイルには見たことも無いミスティックが載っていた。

リカ「…このミスティックは?」

大佐「彼は偶然に自然体のミスティックを持ってました。それもかなり強力な。」

リカ「それで私に歴史書を…。」

大佐「そうです。少しでも自然体のミスティックのデータが欲しかったのです。それにこのミスティックは戦争派の軍まで狙っています。」

私は驚いた

リカ「戦争派が狙うって…!そんなにこのミスティックはすごいのですか!?」

大佐「何とも言えませんが、恐らくそうでしょう。戦争派が狙うならまずまちがいありません。そして戦争派にそのミスティックを取られるのは以ての外です。そこで…。」

リカ「そこで?」

大佐「あなたに地球に行ってもらいます。」







リカ「…ってええ!?」



予想外の事態にまた驚いた。





大佐「いわゆる護衛任務ってやつですよ。あなたなら、自然体のミスティックを持っていて戦闘能力は申し分無いですし、十分彼と親しくなれそうですし、年的に学生ににも引っ掛からないでしょう。それにあなたはミスティックのことは詳しいですからデータも取れますし…」
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