ミスティック
リカ「…行きますよ。行けばいいんでしょ。」



大佐「あら?即答ですか?長期任務になりますしもう少し考えるかと…。」




リカ「…考えて嫌と言っても行かせるのは誰ですか!」


大佐「まあまあ、熱くならずに…。」


リカ「第一私が前に飛ばされた惑星なんか、タコ見たいなのが襲って来ましたし!その前なんか隕石が毎日毎日落ちて来ましたし!その前の前なんかゴフッ!」





溝撃ちをくらいました。
そりゃ立てませんよ。




パタッ




私はその場で気絶した。


大佐「ふぅ、愚痴は聞き飽きましたよ。さっさとシェルターにのせて地球に行かせましょ。」



そんな理不尽な事を言うと、私を持ち上げシェルターに私をのせ、そしてメインフロアに声を響かせた。




大佐「シェルター始動!目標5.4512度ないし85.241度!名、地球!」


するとオペレーターの人達が一斉に動き出した。
そして一人の男の人が言葉を返す。


男「了解!目標5.4512ないし85.241!名地球!」


大佐「シェルター内部チェック開始!」


男「了解!エンジン良好、マテリアル良好、シェルター外部装甲良好、内部良好、全て以上ありません!」


大佐「エンジン展開!」


男「リミッター1、2、3全て解除!発射準備スタンバイOK!」


大佐「よし、発射!」



ドゴゴゴゴゴ




大佐「…あなたに嫌がらせとかしているんじゃ無いです。あなたに期待してるんですよ。」




…こうして私の地球への旅立ちは幕を切って落とされた。
そりゃもう壮大に。
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