雨の日のふたり
「急に黙らないでよ」



「イヤか?」




唇をかみしめ首を振った。



不安そうに私を見下ろいていた快の顔が微笑む。





「ひなた・・・」

「ん・・・」






いつもとは違うキスに愛しさがどんどん増してくる。

快のことこんなにも愛しいなんて思ったことはなかった。






< 118 / 130 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop