雨の日のふたり
でもきっとひとつになってしまったことで
何かを求めたり、求められたりする男と女の関係がふたりにちょっとした隙間をうんだのかもしれないね。


求めたり求められたりなんて思いもしなかったし、そんなつもりはなかった。


だからって快とそぉなったことに後悔もない。




でもお互いが問うことがなくても周りは私達の微かな変化を見逃してはくれなくて

お互いに周りから問われることに対して欲が出たのかもしれないね



過ぎてゆく時間の中でなんとなくお互いの隣には他の相手がいることも気付いていた。


しかも今までのお互いの後ろに見え隠れする恋愛とは違うことも分かっていた。





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