雨の日のふたり
でも結局、隣には別の人がいて別々の生活を選んだことになる。


快と身体を重ねたのはあの1回だけ。
だけど・・・
たぶん私にとっては大きなことだったんだって思う。

お互い好きなのに
お互いに大切な存在なのに
一線を超えたのに

どうして付き合うって選択がアンタたちにはないわけ?


親友の言葉。


その問いに
「快と付き合うとかよく解んないって言うか、そういう結論に達することがわからない」
って言ったら


「アンタたちの方がわからない。」って呆れられたっけ。



これはふたりにしかわからない距離。

そしてきっと誰にも理解されない距離。

だけどふたりがわかっていればいいって思える距離。


それが私たちの距離。






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