不変の想いを君に…



「はははっ」


「っ、笑うなんてひどいです!からかったんですか!?」



俯いて目を泳がせていると桜李の楽しそうな笑い声が響いた




「はははっ、悪い悪い。からかってねぇよ。…………で、返事は?」




からかって楽しそうな桜李を見て全てがどうでもよくなった



これが惚れた弱味というやつか



それほどまでに好きなのだ、このひとが



だから




「もちろんっ、よろこんで!」


「うわっ」




答えが既に分かっているかのような顔をしている桜李に抱き着いた



――この先もずっと、一番近くであなたを支えて行きます














< 66 / 88 >

この作品をシェア

pagetop