婚カチュ。のレビュー一覧
5.0
ここ最近話題になっている婚活。結婚に向けて活動する、まさにタイトルからもわかるストーリー。ーーーのはずが、実はそうじゃない。 読み終わってからは、結婚するための気持ちや打算。それとは別に、本当に必要なものを考えさせられるストーリーでした。 読みながら切なくなりながらも、30を迎える女の心のうちなど細かいところまで丁寧に書かれた心情がとてもわかる作品です。 現実と理想のさなかで揺れる大人の女性の悩みが、ちょっぴり楽しく書かれた作品でした。
さすが、ベリカ大賞作品です！ ページにしっかり心理描写や情景描写が詰まっているのに、なぜかどんどん読み進んでしまって最後まで読まずにはいられない！ リアルな三十路手前の女性の心理を突きつつも、主人公のまっすぐさ、素直さが痛快にストーリーを読ませてくれます。 私も主人公に倣って素直に一言、「作者様、上手い♪ヽ(´▽｀)/ ラストまで文句なく良かったです！」 ああ、それにしても広瀬さん素敵です( 〃▽〃)
おもしろいです。途中誰とハッピーエンドになるかまったくわからず、ものすごく集中して読めます。一文字たりとも読み落としたくない感じで。 ストーリーからは関係ないですが「ファザーコンプリート」に思わず声をたてて笑ってしまいました。ツボでした。キュンや切ない展開も大事ですがこうした笑いが入ってくるのが最高ですね。みんな幸せになってほしいと思える素敵な作品ありがとうございました。
三十路手前の独身女。 意識するのはやっぱり結婚、そして出産。 結婚はしたくないわけじゃない。 むしろしたい。 でも誰でも良いわけじゃなくて、出来れば好きな相手と恋愛して結婚したい。 条件だって当然つけたい。 安定した職業で、収入は少ないよりは多い方が良くて、 顔は良ければそれに越したことはなくて、スタイルも出来れば(以下略) あとハゲてないと更に良い。 妥協は少ない方が良いけれど、そんなことを言っていられるほど悠長には構えていられないこともわかってる。 危機感はあるけどがっつきたくはない。 なんとも中途半端。 でもそれが多くの三十路手前独身女の本音だ。 婚活じゃなくて婚カチュ。 理想と現実の間でもがきながらの婚カチュ。 その先に見つけるのは妥協の旦那様？ それとも理想の王子様？ 間をとって、妥協の王子様……？
結婚に夢見て 高望みする 生物学的優位性に物理的優位性 結婚イコール子育てと考えれば その環境を出来るだけ満足のいく場にしたい！ と考えるのは当然のことだと思う でもでも 思考と感情は別もので 心が身体が愛を求めて悲鳴をあげる 愛する人と結ばれたい 愛する人に求められたい 愛する人の子供が欲しい 女って究極の欲張りな生き物なのですね だから神様は子供を育む権利を女に与えたもうた 身勝手な男は 結局わたし達に振り回されるのが落ちなのです（笑） 世の男が婚活に勤しむなか 女はあくまで可愛く 婚カチュ～ しましょうね♪