@恋。
―――…

――…


そして私達は、クリスマスイルミネーションの中を、二人で手を繋いで歩いた。


「綺麗…」

「ほんと、綺麗だね」

私の言葉に、光くんが笑顔で答える。


嬉しくて、恥ずかしくて…ずーっと鼓動は早いまま。


「あ…雪。光くん、雪が降ってきたよ」

ぱらぱらと降り始めた粉雪。
二人で空を見上げる。


「ホワイトクリスマスになったね」

光くんの笑顔に、私は大きく頷いた。


光くん。私、光くんに出会ってから、沢山の想いに出会ったよ。

光くんがくれた、あったかい想いや、切ない想い。

振り返ると全てが大切で、大事な想いだね。


楽しいこと、辛いことも沢山あった。

辛い時はいつも、光くんの曲、光くんの存在が、私に勇気と希望をくれた。

ほんとに、ありがとう…。


これからもきっと、色んなことがあると思う。

だけどどんな時も、光くんがいてくれたら、私は前を向ける。強くなれる自信があるんだ。


だから…
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