@恋。
5
次の日。
「ほらっ!挨拶しよう!」
「今日子ちゃんやめてっ!ほんといいってば!」
「ダメっ!」
朝から廊下で今日子ちゃんと腕の引っ張りあい。
「この勢いにのって仲良くなるチャンスじゃん!」
「なんの勢いよ…」
「スマイルだよっ!」
「意味がわかんない」
「いいからっ!…ほら、王子が来たよ」
「…っ」
ちょうど真っ正面から、光くんが歩いてくる姿が見えた。
一気に心拍数が上がる。
昨日のスマイルの時よりも、バクバクいっている。
おはようなんて、言えないよ…!言えるわけない!
「む、無理っ!絶対無理!」
「ダメ!」
教室に逃げようとする私の腕を今日子ちゃんはぐいっと引っ張った。
光くんはもうすぐ私達の目の前まで来ようとしていた。
どうしよう…!
「ほらっ!挨拶しよう!」
「今日子ちゃんやめてっ!ほんといいってば!」
「ダメっ!」
朝から廊下で今日子ちゃんと腕の引っ張りあい。
「この勢いにのって仲良くなるチャンスじゃん!」
「なんの勢いよ…」
「スマイルだよっ!」
「意味がわかんない」
「いいからっ!…ほら、王子が来たよ」
「…っ」
ちょうど真っ正面から、光くんが歩いてくる姿が見えた。
一気に心拍数が上がる。
昨日のスマイルの時よりも、バクバクいっている。
おはようなんて、言えないよ…!言えるわけない!
「む、無理っ!絶対無理!」
「ダメ!」
教室に逃げようとする私の腕を今日子ちゃんはぐいっと引っ張った。
光くんはもうすぐ私達の目の前まで来ようとしていた。
どうしよう…!