@恋。
―――…
――…
「ふふふ。紗枝、幸せそー」
光くんが教室に入ると、笑顔で今日子ちゃんが言った。
「今日子ちゃん、ほんとありがとう」
光くんと二人で過ごせたのは、今日子ちゃんのお陰。
「いいのいいの。紗枝にはやっぱりその笑顔が似合うよ」
「…今日子ちゃん」
今日子ちゃんの優しさがじんわりと心に染みる。
「お祭りで王子とかなり急接近できたみたいだしねっ!手繋いじゃったんでしょ?きゃあー!」
「…声大きいよっ!」
「だってー!」
「しーっ!」
「あは、ごめん。でも確実に距離縮まってきてるじゃん」
「うん…」
夏祭りで、一気に近付けた気がする。
もっと…近付けたらいいな。
そして、まだ伝えられていない想いも、いつかちゃんと伝えたい…。
――…
「ふふふ。紗枝、幸せそー」
光くんが教室に入ると、笑顔で今日子ちゃんが言った。
「今日子ちゃん、ほんとありがとう」
光くんと二人で過ごせたのは、今日子ちゃんのお陰。
「いいのいいの。紗枝にはやっぱりその笑顔が似合うよ」
「…今日子ちゃん」
今日子ちゃんの優しさがじんわりと心に染みる。
「お祭りで王子とかなり急接近できたみたいだしねっ!手繋いじゃったんでしょ?きゃあー!」
「…声大きいよっ!」
「だってー!」
「しーっ!」
「あは、ごめん。でも確実に距離縮まってきてるじゃん」
「うん…」
夏祭りで、一気に近付けた気がする。
もっと…近付けたらいいな。
そして、まだ伝えられていない想いも、いつかちゃんと伝えたい…。