銀髪姫と不良幹部
「…依亜?」


この聞いてて安心する優しい声は…。


「史音…?」


後ろを見ると、制服姿の史音がいた。


両手に持ってる袋を見ると、コンビニの帰りらしい事がわかる。


多分、禅にパシられたんだろう。


禅は史音をよくパシりにしていたから。


まぁ、何か弱みを握られてるみたいだがな。


そんな事を考えていると、前に影が出来た。


私の前まできた史音の手が、頬に触れた。


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